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[調査ファイル04] 電子メールのルールとマナーに関するアンケート

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平成14年度
財団法人インターネット協会委託調査事業
調査報告書

アンケート実施期間:2002年8月27日~9月10日
アンケート調査対象:電子メール利用経験者 約1,700名
調査委託機関:財団法人 インターネット協会
調査実施機関:WEB110.COM


迷惑メールを受信した人の割合は83%

財団法人インターネット協会(理事長:秋草直之)では、インターネットを利用する際のトラブルを少しでも減らすための啓発活動として、常識的と考えられるルールやマナーを集めた「インターネットを利用する方のためのルール&マナー集」 を作成しており、これまでに「一般版」「子ども版」「教師・保護者版」「社内版」を公表してきた。この度、「電子メールのルールとマナーに関するアンケート」を実施し、電子メール利用者の“生の声”を収集して、本日発表の『インターネットを利用する方のためのルール&マナー集「迷惑メール対策編」』と同時に、アンケート結果を公表する。

今年9月、電子メール利用経験者1,700人を対象に調査を行ったところ、迷惑メールを受信した人の割合は83%、メールが原因でトラブルになった経験がある人は15%弱であることが分かった。

トラブルの原因は、「言葉の行き違い」が最も多く(38%)、「メールの不達(宛先ミスを含む)」(18%)、「メールの遅延」(14%)、「ウイルス」(13%)、「マナー違反」(7%)がそれに続いた。その他「私と友人のやりとりが、なぜか友人の知り合いに私の名前でメール内容が送られているらしい。」といった例もある。 「宛先ミス」については、「別人に送った」(19%)、「文面や添付ファイルを間違えた」(13%)、「Bccで送る宛先をToやCcで送った」(5%)など、冷や汗をかくであろうケースが見受けられる。最近頻発する個人アドレス流出事件は、このような一カ所の不注意により発生している。

トラブル後の状況について尋ねたところ、「お詫びのメールを送ったら解決した」と好感触のケースは47%、一方で、「メールのやりとりをやめた」(19%)「仕事に支障を来した」(8%)、さらに「いやがらせメールが届いたりWebに書き込まれたりした」(8%)といった深刻になるケースもあった。

どのようなメールが迷惑なメールと感じるだろうか。「ウイルスメール」(28%)と「出会い系サイト紹介」(25%)が多く、「チェーンメール」(16%)、「商品サービス宣伝」(15%)、「悪戯メール」(13%)とあり、このようなメールは見知らぬ相手からのメールがほとんどである。受信メールの中で迷惑なメールの割合は、「10%未満」が57%で多いが、「10~30%未満」(18%)、「30%以上」(9%)にまで達する利用者もいる。

では、通常やりとりをしているメールで迷惑なメールと思うのはどんなメールだろうか。「大きな添付書類がついたメール」(22%)、「件名のないメール」(18%)が上位を占め、「HTML形式のメール」(18%)、「開封通知を要求するメール」(12%)、「署名ファイルが添付されているメール」(5%)など、ブラウザの初期設定のままでメールを使用していたため、知らずと迷惑なメールを送っている事は送信者の盲点であるようだ。

その他、添付ファイルを送る際に注意していることは何か、メールでトラブルに会わないためには何が重要なのか、といったルールとマナーの視点からの問いや、迷惑メールを受信した際にどこかに相談したことがあるか、迷惑メール規制法の「改正特定商取引法」と「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」といったトラブル対処の視点からの問い、などについて尋ねている。

<特記すべきその他の意見>

  • 基本的には「利用者責任」「自分の身は自分で守る」にあると思う。
  • 便利だけど、よく考えたら怖い存在。でも無いと困るもの。ウイルスに初めて感染した時には本気で怖かった。
  • メールは電話よりも気を使うことが多い。以外と人間性が出るので一言一言が重要で、送信するメールには細心の注意を払わなければと考える。
  • 迷惑メール規制法は、オプトアウトでは意味がないのでオプトインにすべき、また罰則が軽すぎる。
  • 送信する前にメールを読み返すクセをつけたことによって、文章力(起承転結)がついた。
  • メールを沢山間違えるお陰で、お詫び文章の作成能力が向上した。
  • 間違いメールがウィルス付きだったので対処法等を記述して返信してあげたら、その後メル友になった。

アンケートの調査にあたっては、インターネットホットライン連絡協議会参加団体のWEB110 の協力を得ている。インターネットホットライン連絡協議会は、インターネットに関するいろいろな問題の相談・通報窓口の実務担当者相互の情報共有や連携を目的として設立された連絡組織で、事務局は財団法人インターネット協会においている。

調査実施機関:WEB110.COM
http://web110.com/

アンケート結果
http://www.iajapan.org/hotline/2002mail-result.html

以上


問い合わせ・連絡先:  財団法人インターネット協会
インターネットホットライン連絡協議会
担当:太田、大久保
E-mail: hotline@iajapan.org
URL: http://www.iajapan.org/hotline/

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