本日は全国万引犯罪防止機構のメンバーと、ネットオークション等を使った盗品流通防止対策を協議しました。画像は、今年3.11に東京ビックサイトで開催された「常習万引・集団窃盗未然防止国際サミット報告会」の中で私が提案したEフェンス(ネットを使った転売)対策案説明用のスライドの一部です。
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3.11の提案を踏まえ、今回の会議では改めてE-フェンス対策も含めた「盗品流通防止総合対策」案として以下をまとめました。
 
  • 取り逃がした犯人の情報登録共有システム、近隣店舗共有システム
  • 盗品情報の登録システム→オークション巡回調査→疑わしい出品を被害店舗にフィードバック
  • ネットオークション対策:盗品の疑いが高い出品を発見した場合の通報ボタン設置→被害者、盗品流通監視機構からの通報→ヤフオク側で出品一時停止(ノーティス・アンド・テイクダウン)
  • 捕まった犯人の情報→ヤフオクに提供してブラックリスト化→出品停止、再登録防止
  • 犯行手口の収集と共有→小売店における被害防止、警察の捜査支援に活用
 

今後、実働部隊を設置することを視野に入れて、運用費用確保の方策やオークション事業者、フリマアプリ事業者との交渉を行う予定です。


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ネットオークション事業者やフリマアプリ事業者は法的義務に関わらず、社会的責任として盗品の流入防止対策を積極的に講じるべきだと思いますか?

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