複数のURLを一気にタブで開くアドオン「Launch Clipboard」
サイバーパトロールでは複数のURLを効率的に確認することがあります。このアドオンを追加した状態で複数のURLが含まれるウェブページ全体をコピーすると、ブラウザのアドレスバーを右クリックしたときに「Launch Clipboard(text links)」という項目が表示されます。それを選択するとあら不思議!アドオンがURLだけを自動的に認識して一気に複数のタブで開いてくれます。
ウェブページを画像ファイルとして保存するアドオン「Awesome screenshot」
コンテンツの確認状況を保存する場合、通常はブラウザのファイルメニューから「名前をつけてページを保存」を選びますが、この方法だと埋め込み型の外部コンテンツ(動画や広告バナー等)が保存されません。そんなときにはエページ全体をキャプチャとして画像で残しておくとよいでしょう。
Awesome screenshotをアドオンに追加しておくとブラウザにアイコンが追加され、それをクリックすることで「見えている範囲」「ページ全体」のいずれかをキャプチャできるほか、自分で範囲を指定してキャプチャすることも可能です。
ただしアドレスバーの部分とアドオン画面、Flashコンテンツがキャプチャできないところが弱点です。
ウェブページを画像ファイルとして保存するアドオン「Pearl Crescent Page Saver」
こちらはAwesome screenshotとおぼ同じ機能を持つアドオンですが、Awesome screenshotではなし得なかったアドオン画面とFlashコンテンツもキャプチャが可能となっています。
リンク先ページの内容をプレビュー表示するアドオン「Interclue」
サイバーパトロールではグロテスクな画像を目にすることも少なくありません。リンク先にどのような画像が含まれているかを事前にサムネイルで知ることができれば心の準備もできるというものです。このアドオンはまさにそのためもものです。
右クリックで類似画像検索を可能にするアドオン「Google Reverse Image Search」
このアドオンはGoogleの類似画像検索作業を右クリックだけで実現するものです。サイバーパトロールで発見した動物虐待画像を類似画像検索をしてみると、実は元々は里親募集のNPO団体のウェブサイトに掲載されていた「保護された犬」の画像だったということがあります。警察に通報すべき内容かどうかを見極めるためにも画像の出所を調べる類似画像検索はサイバーパトロールの必須アイテムといえるでしょう。
サーバーの所在地をアドレスバーに国旗表示するアドオン「Flagfox」
自分が今見ているサイトのウェブサーバーがどこの国にあるのか。普通ならいちいちwhois検索をしないと分からないところですが、このアドオンは入れておくだけで自動的にそのwhois検索を実行してくれて、アドレスバーの横に国旗マークで表示してくれます。さらに国旗マークを右クリックすることでGeotoolを起動して所在地を衛星写真で表示したりURLをウィルススキャンしたりできる優れものです。
本日は以上です。いかがでしたでしょうか。