セクストーションの手口に遭遇してしまったようですね。
iOSの場合、通常は審査が厳しいAppStoreからしかアプリをインストールできないため、不正なアプリによる被害はほとんど心配ないとの認識でした。でも今回は下記の設定変更をさせることでエンタープライズAppをインストールさせられたようですね。
iOS でカスタムのエンタープライズ App をインストールする
https://support.apple.com/ja-jp/118254
残念ながら相手に撮られてしまった動画とアドレスデータを取り戻すことはほぼ不可能と考えざるを得ないでしょう。そして今後相手がそれらの情報をダークウェブで販売する可能性も否定できません。
その場合、その情報を購入した人物から再び金銭を要求されるかもしれません。でも、お金を払ったところで相手が情報を消す補償などないので、決して払わないことです。そうすれば、名誉が害された上に金銭被害も被るという最悪の事態は避けられるからです。
あとできることといえば、アドレス帳に登録していた知人に事情を説明して、動画が送られてきた場合には見ないで削除してもらえるようお願いすることくらいでしょうか。
それにしても、恐喝未遂があり、現に動画を知人に送られてしまったというのに、「被害がない」と言ったことには驚きです。