本報告書は以下の2項目から構成されています

A.調査研究事業の成果の概要
B.ユーザーアンケート自由回答欄の参考意見(75件)

アンケート実施期間:2001年8月~2002年3月
アンケート調査対象:オンラインオークション利用経験者
調査委託機関:財団法人 社会安全研究財団
調査受託機関:WEB110.COM

自由回答欄の中より、参考意見を一部抜粋

参考意見の内容
ネットオークションは便利で安く品物が買えると言ったメリットが有り良く利用しているが、品物の現品確認が出来ないと言ったデメリットも有る。 品物の状態も出品者の主観による所が大きい為、落札後のトラブル等も有りました。 しかし、最大の問題はネット詐欺だと思います。 匿名性とかプライバシーとかの問題も、金品の授受が発生するネットオークションにおいては考えなければならないと思われます。 利用者からは解らなくとも、オークションの主催者は責任を持って出品者と落札者の素性は管理するべきだと思います。 また、詐欺等の被害に有った利用者に対しては責任を持って損害を賠償し、加害者側には刑事告発も考慮に入れた断固たる対応をして行くべきだと考えます。
相手の姿が見えないため、安全かつ誰でも簡単に身元確認の認証を受けられるシステムの確立を望みます。オークションには様々な人が参加す るため、公的な身分証明と言っても、小中学生はどうします?まさか学生証では身分証明になりませんね。未成年については親権者の同意書と共に親権者の公的 な身分証明が必要でしょう。しかし、よくある「健康保険証の写 し」では全く信用できません。運転免許証のコピー?コピーするときに偽造されてもコピーではわからないでしょう。運転免許を持っていない人は?こう考えて くると、この際「国民総背番号制」大賛成です。 確かにプライバシーの問題がありますが、登録内容を限定し、高度な暗号化技術を使えばどうにかなるのでは?でも、現在の政府ではね。本格的な「電子政府」 が誕生してからになりますか?
クレジットカードに替わる身元証明の制度を早く確立して欲しい。
オークションでは知らない人間同士がオークションサイトを通じて取引をするわけなので仲介者であるオークション事業者がトラブルがあったときにきっちりと解決できるように動くべきだと思います。
被害額が低額だと、面倒になります(1度2500円を騙し取られました、犯人は複数IDを持って詐欺行為をしていることも偶然わかったのですが)、こういうケースを蓄積する場はあるのでしょうか。
アンケートについての意見ではないのですが、オークション事業者の身元確認を厳重にする必要もあると思うのですが、それよりも実際に取引 する当事者同士が慎重になるべきじゃないかなと思います。 私が初めてオークションに参加したとき不安だったので取引相手の連絡先に合言葉を書いたハガキを送ったのです。取引は無事に終了したのですが「疑いすぎ」 と逆に相手から軽い批判をされてしまいました。相手を確認するという行為が当たり前になってないということに驚くと同時にこれじゃあオークションでの被害 が減らないはずだわとその時思いました。
悪い奴は絶えないので、私たち善良な市民はとても困ります。 警察の方々にはいつもお世話になってますが、事件が起きてからでは遅いことも多いですから、これからもますます頑張ってください。
出品も入札も同じ数くらいしている。店頭で買うことを思ったら便利でやすく手に入れられるので、かなりネットオークションは重宝してい る。手数料徴収がはじまるので、今後もヤフーを使いつづけるかは検討中である。同じ金額必要なら、サービスが充実しているほうを選択したい。 トラブルに巻き込まれたことはないが、ネットオークションでは高額なものは買わないようにしているし、業者のもできるだけ避けている。業者のを購入するの は楽天のショップで購入する方が安心なので。
ヤフーオークションで昨年の2月にノートパソコンを落札し、銀行振込をしてからすでに1年がすぎ未だに商品が送られてきません。昨年の 11月以降はメールの返事どころか、電話番号も現在使われていません。このままですと、約13万円が水の泡になってしまいます。警察署では、振り込んだ銀 行があるところで訴えてくれと言うし、非常に逃げ腰で不満です。被害者が困っているのに横柄な態度でめんどくさいと言わんばかりな態度でした。ヤフーの態 度といい警察の態度といい人事です。出品者は当初はなるべく早く送ると言っていながら、今では全く返事がないです。内容証明書を送って受け取っていても、 返事すらしません。民事裁判でもしたいです。この者は自転車営業していてオークションで沢山の人からお金を巻き上げて未だに何百人の人に商品の発送及び返 金をしていません。ヤフーはこの事を知っていて昨年の11月までこの者にオークション参加を認めていました。ヤフーの責任逃れといい、なんだか出品者をか ばっていた ように思えます。警察で何とかなりませんか?
オークションはよく利用するのですが、やはり、個人情報がどの程度保護されるのか不安です。事業者はもちろんのこと、取引の相手方にもこ ちらの情報を開示しなくてはならないので、相手が信用できる人かどうかの不安があります。事業者の参加者に対する管理は、もう少し厳重に行うように制度化 しても良いのではないでしょうか?
オークション事業者はもっと積極的に被害にあわれた方への救済処置を行うべき。「当事者間で解決して」や「こちらではなく警察に通 報を」というのは無責任すぎる。また、認証はもっと厳しくするべき。今は詐欺ぐらいで済んでるかもしれないが、そのうち、落札した物品での殺人などがあっ た場合はオークションサイト存続の危機に陥るのでは? ということで5月ぐらいのヤフーの対策には信頼性などの向上を考えると賛成です
とりあえずYahoo!しか利用した事がないので有料化になっても引き続き利用してますが、近々月間使用料に加えて、出品料&落札額の3%料金を取られるってのは流石にムカつく。大手サイトだからってユーザーを舐めてんのかって思う。
yahooが有料になり、今後の手数料の増額を通知された。有料化によって何をしてくれるのかがわからない。
出品についての手数料が1回10円(100円と思っていた)と言うなら一切問題は無い。 但し、2日でも10日でも1回分なのか、同一品の再出品の場合(自動)にも新規で1回分の料金が掛かるのか、と言う問題が残る。 この様な場合、長期間による登録が増え、スピーディさに欠ける場合がある。 また、私の場合などは当日から数えて5~7日間以前に海外への出張が決まる時があるが、入札後の対応について『楽天』は過去の実績から対応をしてくれるの は知っているが、YAHOOに付いては信頼を於いていない。何故なら、過去に違法な出品についてコメントしたが、出品者に一切何も対応(削除・警告)が無 かったことが挙げられる。出品自体の課金による規制でなく、利用者のコメントや、パトロール制(この資金を当てるならOKだが)や、非常識な登録を強化 (・警告・12時間後の強制削除)すべきであると思う。
身元確認は必要かと思うけど、その為に自分のプライバシー、特に銀行口座等の情報が漏れるのは困る。
Biddersにおける「偽物ブランド商品」の横行には、閉口しました。挙げ句の果 てに、Biddersから意味不明のメールが入る始末。クレームに対するサイトからの返事には、自浄努力のかけらも見られません。
4月からはじまるヤフーの料金徴収システムはどう考えてもおかしい。 トラブルや不正取引などを減らすためとか言っているけど、それって結局はヤフーが莫大な利益を得るだけではないのか?ヤフーBBのトラブル続きによる赤字を埋めるためではないのか?
楽天しか利用していなかったから、質問内容が不思議な感じがした。この質問があるということは、出品者の身元確認が出来ていないオークションサイトが存在してるってことですよね。 同じこと繰り返しちゃうけど、出品者さえしっかり身元確認できていれば、後は代引き・前払いにすることで落札者がどんな人だろうとそんなに問題ないのでは?
警察や公的機関は全く問題解決の役に立たなかった。もう少し、機敏に反応できる体制構築を期待したい。Yahoo Auctionでは、IDが無効になると過去の評価が見れなくなるが、被害者が利用できる情報が極端に減ってしまい、問題解決を遅らせる原因となる。ID が無効になった場合でも、落札者(被害者)は評価などの情報をレビューできるシステムにすべきであるし、詐欺が強く疑われる場合、希望する落札者(被害 者)同士が連絡を取り合えるシステムをYahoo自らが提供して欲しいと感じている。保険だけでは、まだ対応不足と思う。
事業者が利用者に身元確認を求めても、その情報を利用者が利用できないばかりか、トラブルに遭遇したとき、事業者は一切身分確認をしたときの個人情報を明らかにしてくれないので、結局トラブルに巻き込まれた当事者が独自に調査して解決しなくてはならないので理不尽。
出品者が、家族などのアカウントを使って、値段を吊り上げる人もいます。それなどは、なかなか規制するのは、難しいのではないでしょうか。健全なオークションになるよう期待しております。
トラブルがあったときに当事者同士で責任追及できる手段を確保しておくべきである。すなわち、通 常時はお互いの個人情報を開示しないとしても、トラブル時には開示できるようオークションサイトがあらかじめ情報を入手すべきであるし。またトラブル時に は開示すべきである。表現の自由が問題になる場面 でもない。単なる取引の場面なのだからトラブルが起こったときにそれほどプライバシーが重視されるべきではない。オークションはまだ市場として未熟で可変 性に富んでいるので、あえて法律で義務化しなくても最大手であるヤフーが身元確認を徹底すればそれで定着するのではないか。
Yahoo! においてですが、サーバがすぐに負荷がかかり不具合も発生しやすく、また悪質な利用者の使用を完全には排除していないにも関わらず、さらなる利用料金の徴収を行うとしているので、非常に不愉快になっております。
ヤフーの高額な利用料の引き上げ設定だけは断固ゆるせん。昨今リサイクルの必要性がやっと浸透してきた時期にその一角を担う利用シェア 90%以上のヤフーが有料化するとは・・・いらなくなったものを燃えないごみに出すのと10円で必要な人に譲るのが、あのシェアで行われればどれだけ社会 への貢献になるか、考えればすぐわかりそうなものではないか!
ヤフーオークションは補償制度を謳っているが、利用するには当事者がオークション利用の詳細をつかむ必要があり、それを助けることが管理者にできるのか?サポート体制は無いに等しい。
取引の安全性は確保されるべきと考えるが、現状の商取引について、公権力が介入することはむしろ例外的であることから、ネットオークショ ンを対象として法規制をかけるという当局の発想には疑義があるといわざるを得ない。しかし、犯罪の温床となっているとするならば、少なくとも売り手には住 民票を提出させるとともに、提出命令(民事訴訟法)に応じることがあることを承諾させる必要があるのではないか。
手数料徴収はサイト運営維持管理費の名目で行われる事が殆どで、プライバシー保護・トラブルに対する保険を強調した手数料徴収を行ってい るサイトは大手では余り無いのではないかと思われる。本来ならば身元確認は安全の為に有効だが、完全でない以上、身元確認のみでトラブル時の対策を万全に 行わないのであれば、身元を虚偽申告した者が得をし、普通 の利用者は単にプライバシー保護の心配をしなくてはいけないだけの状態になりがちで、現状のオークションサイトの多くは利用者トラブル時の対策は万全で無 いと思われる。
ネットからの匿名の排除。ペンネームはありだが完全匿名で警察ですら誰だか分からない状態が当たり前というのは良くないと思う。だいたい保護するほどのプライバシーを私たちは持っているのか?
今まで大したトラブルは、無いけれど変な出品者・落札者が、多いのも現状だと思う。利用料金を取る前にフリーメール等の第2アドレスの連絡先は、信用性が無いので使用中止にした方が、良いと思う。
身元確認をしないのであれば、HPに呼びかけて独自にやってるのと同じことではないでしょうか。それではわざわざ手数料を払ってオークションに出店している意味がない気がします。 ですが、手数料はない方がうれしいですし、もしかしたらお店では恥ずかしくて買えないものがあったとしたら、身元確認は恥ずかしいかもしれません・・。 どちらにしても、一般に行われているフリーマーケットのように、手軽に必要のないモノを必要な人に売れるのがいいです。
よくチケットばかりをオークションに出品している人がいるが、あれは犯罪(ダフ屋)行為ではないのか?特に一般 ではなかなか手に入らないチケットの予約番号をオークションに出品し、入札者に予約番号を教えると言うやりかたは、最初から転売する目的(つまり金儲けのためで自分では見る気がない)で出品しているとゆうことであり、取り締まりが必要なのではないか。
オークションを見ると、ノークレームノーリターンとよくありますが、オークションも立派な通 販。「商品がどんなでも知らない、だって、開けて中見てないし、ノークレームノーリターンって書いといたもん。それに安くしといたし。」というのはどうか と思いました。私はこのケースでトラブルにみまわれました。相手は企業で、しかもオークションの説明のところには不良品は交換するとありましたのに..。 結局こちらで修理を依頼して使用してますが、修理代(5000円)はこちらもちです..。ノークレーム、ノーリターンで、楽しく安心なオークションは本当 に成り立つのでしょうか。何かしら法律が必要な気がします。
トラブルの解決に、最終的には事業者が、関与してもらえない事に不満がある。
私自身、被害者ではないのですが、オークションを利用していて本当に、これで良いのかという実態をそのまま現実としてお伝えしたいと思い 情報提供をさせて頂きます。 詐欺等の法的に明らかな違法の場合は警察が介入し検挙される確立が高いのですが、非組織的な悪質で大々的に取り上げられる機会の少ない知能犯的な利用者 が、ここ1年程の間に増加している気が致します。一番多いのは自作自演の価格競り上げです。小さな罪ですが、チリも積もれば山で、人気商品ばかりの自作自 演だとするとその被害額は相当なものになると感じています。 以前、勇気出して、ある値段操作者へ注意してみましたが、家族のIDだと主張し開き直り 巧みに何度もIDを変えながら平然とそういう行為を行っている利用者がありました。主催側にガイドライン違反を申し入れても全くもって対応なくこういう形 の目につきにくい被害者も実際に数多くいらっしゃいます。 2つ目にアダルト出品です。ホームビデオで撮影した自ら主演の淫らな映像を、なんの修正加工もせずにネットオークションで堂々と安値にて出品、落札されて いる事です。出品者は、ごく普通 の主婦が多いように見受けています。こうして金銭を稼ぐ事は惨めな事ですし、これが知人であった事もあり、相当なショックを受け、見てはいけないものを見 てしまった気が致しました。 年々、インターネット人口が増え、より便利になった反面、悪事にいく者と良いものを吸収するために利用する者とがおりますが、近年は、悪事、金銭取得のた めにさまざまな事を考え機材を取得し悪事による行為で利益にしている方が多くなったと思います。 日頃この目につきにくい内容を是非ともサイトにてUPして頂きまして、価格の操作は違反であると同時に無修正のアダルト出品も違法という形で関心を高めて 頂き、いけない事と認識してオークションを利用する人々が増えるよう願っています。
偽ブランド品が多数出品され、それが当然とされているのが大変残念です。偽者と知らずに入札してしまうと、入札する方が悪いという風潮があります。国際社会に対して大変恥ずべきことと思います。
本人確認は、最低、クレジットカードと銀行口座と住民票の写し(コピーは不可)の3種類は必要だ。この他に、自宅電話番号(携帯不可)、有料メールアドレス(プリペイド契約不可)での登録を条件とすべきである。
電子署名のシステムを公的な機関が信頼できるものを早く初めて、普及させて、しかるべき機関から発行された電子署名で、電子的に認証が完 結するようにするのが一番いいと思う。情報は発行機関のみに蓄積し、匿名性は守られるような仕組で。(住民票の電子かなんぞよりもずっと重要だと考えま す。)私は利用するための認証に、わざわざネットバンクに口座を開設する羽目になった。利用しているけれど……。
取り扱う品物に応じた安全策を検討願いたい。例えば、代金の支払いを担保できれば、出品者が、品物を先に送ることは可能になる。クレジッ ト会社等が、身元など代金回収に必要な信用調査をした上で、支払い手段を限定し、オークションに参加する仕組みなどができなものだろうか?また、取引内容 のプライバシー保護策としても、オークションサイトで行うより望ましいと思う。海外取引についても同様の方法で担保できる。
双方の認証によって使えるウェブマネー。その暗号化などの発展方向次第では市場規模が化ける可能性はあるように思う。
警察も頼りないし誰か助けて欲しいです。犯人を見つける代行サービスがあればなぁ。
古 物営業法がざるになっているのはこの他にも「品ぶれ」がこのサイトにのっていないことにあります。現物の市場や質屋さんにも回っていないのでは犯罪の防ぎ ようがないです。メルマガか専用サイトをつくるべきです。ヤフーは手数料とってるのにもっとセキュリティに気をつけてほしい。実害はいまのとこありません が。
先日トラブルに巻き込まれてしまいまして、ネットオークションに参加することが恐くなりました。ヤフーの無責任な態度にも困惑しましたが、それよりも相談した警察からネットオークションの危険性についていろいろとアドバイスを受け、今後は参加を控えようと思いました。
今の所、ネットオークショントラブルに関して警察は無知で対応が良いと言えません。 被害届けを出しても受理まではなかなかいかないようです。ヤフーのセーフティー保証プレステージインターナショナル社は形上あるだけとは、無責任すぎです。
利用料金が利用者に対して利益になるならば良いが(例、商品、金銭の仲介システムの維持など)現在のように本人確認のシステム維持に当て られるような利用料金はあまり好きにはなれない。 また、オークションについては有る程度の法的制限はするべきと考えるが古物商取引の申請のような手続きまで行うのはどうかと考える(ただし主催者側に求め るのは可)また、犯罪防止の観点から主催者による仲介システムの用に確実に商品の受け渡しおよび金銭のやりとりが安全に行えるような指導を行うべきだと思 う。
トラブルを完璧に防ぐ手段は無いと思いますが、ある程度の手間を掛けて事前に取引相手の出品物の内容や評価内容の調査・住所が実在してい るものか・固定電話番号の確認・オークション関連のサイト(掲示板)をこまめにチェックしていれば、トラブルの大半は防ぐ事が可能かと思います。一方的に キャンセル行為をする方や、評価を利用して誹謗・中傷コメントをされる方には話し合いでの解決は難しいので(経験)その様な行為をされる方に対しては、各 個人が対処するよりも事業者側に対応して頂きたいです。
いままで善良な出品・入札者と取引しているのでトラブルの経験はないのですが、トラブル告発サイトなどを見てると不安になります。窃盗団の資金源になっているような一面 もあるようなので、しっかり身元確認・トラブル対応などを行ってほしいです。
以前Yahooを利用していましたが、本人確認等の実質手数料がかかるのでやめてしまいました。 手軽さが無い為です。せめて、フリーメールの禁止と悪徳業者等に対するペナルティ等をつけるほうがいいと思います。結局Yahooに残ったのは、殆ど業者と悪徳なユーザーに成ったと思います。一般 人が利用(商売目的以外)できるのが、Webオークションの利点だと思うのですが・・・
インターネット上のオークションは個人取引の場を提供するべきものであり、取引については自己責任という考えが根本としてあるべきである。贓物を売るための手段として利用されるという危険はあるが、これは従来の法律で対処するべきである。贓物と認めるには出品の写 真と説明文だけで確認するのは不可能である。一部の不心得者のために大多数の善良な利用者が窮屈な思いをするのは問題がある。こういった法律ができることによって今後オークションが利用しづらくなる事のほうが問題であると考えられる。
今回の法律試案はネットオークション禁止法とでも呼んだ方がいいでしょう。 もし今回の法案が通れば、オークション業者の負担が増し、日本におけるネットオークションは廃れます。その結果 、海外のオークション業者が海外から進出し、ますますトラブルが激増すると予想されます。もしネットオークションに規制をかけるのならば雑誌に載っている 個人売買も規制すべきではないでしょうか。また、フリーマーケットやガレージセールにも同様の規制が必要でしょう。警察は、国民のプライバシーを侵害する ことなく犯罪を捜査する方法を考え出すべきであり、法案によりインターネットの自由を奪うことには断じて反対です。
ノントラブルできているのは、入札商品が少額であるためかも知れません。万一の場合でもあきらめのつく金額までの入札としています。また パソコン及び関連商品には、あきらかに盗品ではないかと思われるものを見かけます。例えばBIOS上でバスワード設定したままのものetcです。これを オークション事業者が見逃しているのが理解できません。 オークション事業者が少額でも手数料を徴収する以上はトラブル防止に最善を尽くすべきだと思います。
初めて入札した楽天フリマで、ネット詐欺常習犯の被害にひっかかりかけました。 メールを停止していたり、電話連絡が取れなかったりとあやしさ満点でしたので、後払いを代引きに変更しましたが指定日時に商品が届かず「契約無効」と言っ たら「一方的な解約だから商品は送りつける」と脅迫されました。ずっと楽天に情報を入れ、契約不履行に対する楽天からの契約解除宣告を求めましたが、楽天 は一切対応してくれませんでした。店舗の方は対応も良く、品質も良かったので気軽にフリマも参加してしまったのですが、楽天フリマの対応の悪さには幻滅し ました。もう楽天フリマは2度と利用しません。その後、楽天の対応が遅れたために被害者が続出。その出品者は去年も同様の事件を起こしていたことがわかり ました。(入院して告訴はされなかったようなんですけど。)とにかく・・・楽天フリマはもうこりごりです。
少なくとも自己の不要品を出品するオークションは路上のフリーマーケットの電子取引版であり当人同士の責任において行われる性質のものである。したがって他者の介入の必要性はない。 確かに犯罪の可能性は否定できないが、日常生活でも同様、プライバシー保護と個人の自由取引を阻害する行為に企業や国が関与するべきではない。
某オークションでは有料化・身元確認など行っているが、それ以前と一切対応と変わっていない。利用者のことは考えていないのでは?
多数回の少額取引で安心させておいて高額取引で詐欺を行うケースは実社会での詐欺でもよくある手口だが、ネットオークションでも頻発して おり、取引回数情報や取引評価情が必ずしも効果 的な判断材料とはならない。また、ネットオークションの手数料が十分な保証や相手確認のために役立っていない。ネットオークションの健全発展のために、特 に高額取引の際の詐欺行為や盗難品取引の抑止力として、警察に手渡しの場の提供と警察官の立会いの協力を強くお願いしたい。また、一定額以上の取引にはエ スクローを義務づけて欲しい。特にゆうパックのエスクローサービス提供に向けて関係省庁との協議をお願いしたい。
(1)取引情報が役に立たない実体験として、200を越える良い評価と3つの悪い評価がつけられた出品者とのトラブルが私にはある。落札金額は18万円強 で、たまたま落札者と次点入札者の私が毎日メールをやりとりする知人だったため詐欺に気がつき、入金前に質問を出した所、出品者は全く連絡をしてこなく なった。だが、私のケースのように、被害者がたまたま知人であるケースは極めて稀だと思われる。もし詐欺に遭っていた場合、私の利用するネットオークショ ン会社(Yahoo!)の利用規約により、全額補償は望めない。
(2)同会社(Yahoo!)の放置主義のため悪質参加者が増加傾向にある。例えば、出品物に明らかな嘘があると資料つきで指摘しても出品停止処分を取ら ない(取引の健全性の維持に消極的である)。今でも違法出品物を放置したままで、警察経由でないと取引停止措置を行わない(違法行為を放任している)。ト ラブルに遭っても相手情報を直接教えてはくれない。それでいて参加料を取っているので、何のための参加料か非常に適正性が疑わしい。参加料を取り出した頃 は確かに悪質参加者の締め出しに威力があったが、同会社の「お金だけ取って何もしない」放任主義が知れ渡ったため、悪質参加者が再び増加傾向にある。
(3)警察の助力を願いたい点として、警察署または派出所を手渡し取引の場として公開して欲しい。立場が出品者でも落札者でも私が取引するものは楽器が多 く、高額商品であること以上に郵送時の破損が非常に怖いため、この分野の取引を希望する人は手渡しを希望することが多い。私もできるだけ手渡しを行ってき たが、全く知らない人と遭うのは新たな別 のトラブルを招く原因になることもあり危険が伴うため、必ず全く利害関係のない人に同行を依頼してきたが非常に不便である。これらのトラブルを回避するた めにも、一定金額以上(10万円以上?)の取引の場合は、最寄の警察署もしくは派出所で警官立会いの下の手渡しの協力を警察庁にお願いしたい。この利点と して、盗難品の恐れのあるものの場合、すみやかなチェックが可能かと思われる。またこのサービスを提供して頂くことで、盗難品の出品自体の抑止力になると 思われる。
(4)詐欺行為の抑止力のため、一定額以上の取引の場合は(3)でのべたサービスもしくは、エスクローサービスを義務づけて欲しい。 以上4点、是非ご検討頂きたい。
過剰な規制はかえって汚職や制度的腐敗の温床になることも考えられます。 防犯目的とのバランスを考慮し、法的規制には十分に慎重な配慮が望まれると思います。
完全な被害防止策は皆無に近いと思われるが、オークションサイト以前に銀行口座の開設時点で偽名が可能な事に問題があると思います。身元 確認は免許証や保険証、公的なものであれば印鑑証明的な第三者が取得できない証明書でなければ、本人確認をした事にはならないと思います。少なくともこの 辺のチェックが甘い事には、その上に立つ消費者は何を信用すれば良いと言えるのでしょうか?と常々疑問に感じるところです。
yahooは警察からの依頼があるまで動かないのは仕方ないにせよ、トラブルに関して報告があった時点でなんらかのアクションがあってもいいハズ
Yahooは手数料を毎月銀行引き落としで行うことで身元確認の代わりにしているが、偽名で銀行口座を開設して も簡単にオークションに参加できる。この様にして参加した出品者から詐欺にあったことがあり、yahooのシステムは抜け穴だと思う。厳格な身元確認を行 うオークションサイトの出現をを強く希望する。
規制をするほど不正は高度化し、素人の被害は甚大な物になると思う。現在も不正出品や不正入札は、慣れていればある程度わかる。要はオタクの勝ちであり、素人が危険性を十分理解せず手出しすることを報道すれば良いのでは。で、フリーマーケットにも圧力をかけますか?
基本的にはネットオークションに限らず、リスクを承知の上で利用すべきでしょう。 ネットの知識が不足して、リスクを正当に評価できない人間がネットオークションを利用するのは無謀と言うものです。私の場合、個人取引は低価格でトラブル があっても諦めのつく範囲で行います。高額の場合は自分が納得できる範囲での身元確認を自分の責任において行います。 詰まる所、ノーリスクでネットオークションの良い所だけを取ろうという甘ったれた考えの人間が痛い目に合うだけだと思っています。
Yahoo!など手数料を取っていても安全性に問題があったり、サポートがいい加減だったりするサイトがあるので、インターネット上の取引は安全になることはない。そもそも、オークション管理会社の方が、規約や黙示的に優位 になっている現在のインターネット社会は改善すべき。 管理会社に、ユーザはお客様という意識が見られないうちはダメ
一律の法規制は、やるべきではないと思います。利用者の自由裁量 に任せ、それを知った上で、利用するべきと考えます。但し、最低限レベルの身元確認?(詐欺まがいの行為があった場合に追えるように)は控えておくべきとも思います。
法改正でオークショントラブルでも警察が介入できるようにして欲しい。ハイテク捜査専門の部署があるのに「民事だから介入できない」とかいうのは聞き飽きた。
ネット通版をサービス事業として行っています。この新しいサービスでは、顧客から匿名性を前提としていろいろな可能性を追求したい旨要望 があります。又、業界によっては価格維持の為、色々締め付けがあるのも事実です。 犯罪行為は、当然厳重に取り締まっていただきたいし、協力も惜しみませんが、この不況下で新規事業の育成に取り組むとなると、新規参入事業者に対する厚い 壁を撃ち破る手段としてIT技術は必要不可欠のものです。幅ひろく産業を育成するには、時の勢いを殺ぐことなく、個人の判断能力が向上できるような規制で なくサービスを期待したいところです。
私の場合、落札後一方的に口座番号と、名義名のみ送信してきました。 安心出来ないのでキャンセルしたい言っても、「落札したからには、支払う義務があり、わたしも計画があるのでしはらえ」と言われました。しかも、私はすぐ に返信しましても、相手は数日後に送信してくるのみ(3回のやり取りで、一度も身分をあかさず)。私の場合、とても怖くなったので、「今日中に、貴方様の 現在の所在地、及び氏名と連絡番号を教えていただけない場合はここにキャンセルの意思として、今後の取引は一切いたしません」と最後にメールをしまして、 次の日には、アドレスも変更しました(何故か、このやり取りが始まってからウイルスメールが何通 も来た為)。 私は楽天を利用していたのですが、何より腹立たしいのは、相手先には私の個人情報が流れているのに、私には何も楽天さんから教えていただけなかったことで す。(私のことは知っているぞと、相手が言うので怖かったです)ですから、オークションサイドは『出品者を優遇するのではなく、落札者の安全を第一にし て、必ず落札者が相手の確認をまず出来ること』を、強く希望しております。今現在、大変怖い思いをしておりますから。
不況下において、活発な取引が新たなビジネスを発生させています。過度の規制で市場が縮小してしまうことを懸念します。ただし、犯罪や違 法行為の温床になっていることも否めないため、きちんとした本人確認システムを構築し、疑わしい出品者に対して、警告・排除をする責任をオークション運営 会社が持つべきだと思います。
Yahoo!において顕著であるが、他人のふんどし(手数料)で設けようという姿勢がみえみえである。有料化し たにもかかわらず、明らかに偽者(サイン)と考えられる物を売っている輩を排除等処分せず(新聞記事にもなった)そのままにしている。責任は取らず、儲け だけは得ようという魂胆である。モラルも何も無い。しかし、Yahoo!と他の業者では出展数に圧倒的な差がある。
実際はオークションのルールに則らない方法での取引によるトラブルも多いようだし、甘い話には何か後ろ暗いものがあると、まず利用者が警 戒すべき。やり方次第で回避できる事例がほとんどのように思う。私の場合、10万を超える取引の場合、まず手渡しでの取引が可能かどうか確認し、できない 場合は返品についての条件を詳細まで決めた上で代金を振り込む(若しくは入札する)ことにしている。個人間取引では、自分が落札者の場合、「客」といった 姿勢では危険だと感じる。相手のモラルに期待したり、暗黙の了解で取引を進めるべきではない。
不当な評価、嫌がらせを受け困っていますがYahoo!はまったく対処してくれなく困惑しています。今後もこのようなアンケートを参考に怠慢なオークション管理者(業者)に対し注意、処罰を行って頂きたく思います。
私は、1年以上前にオークションサイトで品物を落札したのですが、相手の身元確認や評価をしないまま銀行に代金を振り込んでしまい品物が 届かないままになっています。地元の警察にも被害届けを出しているのですが、相手が行方不明になっておりまだ解決しません。警察の言うところによれば、 「その事業者(個人ですが)が他にも落札した品物を送っていない人もあるが、落札品送っている人もありこういう時は詐欺罪を適用できない。できるとすれ ば、債務不履行による訴訟しかないでしょう。」と言われそのままになっている。相手業者の確認や品物の受け取り方を自分が注意してやっていればこういう事 にならなかったのでは、という思いもあるが私のような場合でも詐欺罪が適用されるよう法の整備をきちんとしてもらいたいし、契約成立後は当人同士の話し合 いでというのではなく、オークションサイト側にももう少し取引の中に入ってもらいたいと思う。そのためには、少々高い手数料を支払ってもよいと思う。
オークションの形はとっているが、事業者はサイトの運営のみを行っている。 実際の取引は当事者本人同士で行われているため、そうした身元確認など、要はトラブル防止のための手段はその当事者本人でやるべきだと思います。さらにトラブルが発生したときの対処も事業者にまかせるのではなく、当事者が対処するべきだと思います。
ある程度オークションを利用したり、商品を見たりしているとおかしい出品者や出品物はわかるようになってくる。 私の利用するオークションでは自己紹介の欄が設けられているのでそれも参考にする。安いからといっていかにも怪しい出品に気が付かないことが危ない。騙さ れないためには落札にも注意が必要。加えて落札後に執拗に「早急な振込み」を要求する場合も気をつけたほうがよい。また初めて参加する場合などはなるべく 経験のある人と一緒に見たり、前もってよく話をきいておくなりするのが望ましい。
・評価方法は1つの数値ではわかりにくい。出品者と入札者の評価は別にすべき ・悪質な出品者に対し「悪い」と評価すると、自分の評価も「悪い」と入れられてしまうおそれがあるため、正当に評価しようとしてもできない場合がある。 ・オークション事業者側に個人情報を置かせて、何らかの認証(一時的なパスワード)で見られるようにする。出品者には落札通 知として認証パスワードが送られ、そのパスワードを入札者に連絡と共にメールで通 達、入札者はそれを基に事業者側サイトから個人情報を得る形にする。 (認証方法はいくらでもあると思うので、簡単な例で示した)こうすれば、正しい個人情報が不足することなく手に入れられ、住所偽称などを防げるかもしれない
あらゆる品種で海外からのコピー品が横行しており、著作権侵犯の温床になっている。出品、入札者双方の身元を確認しても、違法物品を取引できるようでは意味は半減するとも言える。 コピー品はとりわけ海外からの出品が多く、個人ではトラブルの際に泣き寝入りも多いと聞く。 主催者は出品物の監視にも責を負うべきではないだろうか。